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志賀 勝
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月と季節の暦
志賀勝から一言
(2008年6月7日)

14日に更新の予定でしたが、当日は神戸で講演が入ったため、急遽前倒しの更新で、いくつか短く情報をお伝えします。次回は西浦田楽保存会と共催の仲秋観月会についてお知らせするつもりですので、どうぞご注目ください。

さて、14日の神戸は「十三夜」(今年は10月11日の土曜です)の催しのための公開ミーティングとのこと。私は十周年を迎える「深大寺十三夜」が入っていて残念ながら神戸の催しに加わることができませんが、昨年の愛知県西尾市につづき、今年は神戸でもはじめての十三夜が実現すると聞いて大変うれしく思っています。〈月〉の会の事業でも協力してくださっている神戸の書家・池上博子さんらが計画を進めていますが、その「神戸十三夜観月祭」の公式サイトが立ち上がっています。どうぞご覧ください。

http://homepage2.nifty.com/kangetsusai/

十三夜は、今年は土曜日で取り組みやすい日取り、全国の皆さんも是非観月の集いを計画してみたらいかがでしょう。

エッセイ寄稿の伊藤さんが快挙

微笑の空

2007年版の「月と季節の暦」にエッセイを書いていただいた伊藤一彦さんが迢空賞を受賞します。『微笑(ほほえみ)の空』(角川書店刊、2007年12月刊)が対象作品ですが、前歌集『新月の蜜』に続き、月や月暦について心に残る歌が収録されています。二首だけ紹介させていただきます。

・道に立ち三日月をがむ媼あり
  ゆゑ知らざれどわれも倣ひつ
・月あかり浴びて立ちゐつ旧暦の
  八月十三夜がわが誕生日

『微笑の空』の読後、時間が止まったような不思議な感じに捕われました。伊藤さんは宮崎の方で、スクールカウンセラーや、ヴォランティアとして介護老人施設への訪問歌会を続けているとのことですが、現実社会の切実な問題も歌われる一方、月暦の時間意識が創作の軸となって歌われているため、今日の諸問題と永遠の時間が溶け合って私を立ち止まらせたのだと気付きました。

シカ害防除の立場からも注目を集める月暦

「NPO尾瀬自然保護ネットワーク」の理事だった坂本さんは〈月〉の会の会員でもありますが、90年代の後半からはじまった尾瀬のシカ害について調査する過程で、月齢によりシカの出没が左右されているのではないかということに着目、このたび同ネットワークが発行した「尾瀬ヶ原にシカを探す――シカ調査8年の歩み」にそのような視点からの調査報告を公表しました。「月と季節の暦」2008年版は月と生物の驚くべき共生の現実を特集していますが、今や人間と隣接して生きているといえる野生の大型動物も月と共に暮らしているものです。そういう見方がクマやイノシシ、サルなどの生き物とあり得べき関係を築いていく上でますます重要になっていくと思います。このパンフについては、TEL03-3581-0321 同ネットワークにお問い合わせください。

〈月〉の会・長崎の連絡先が変わりました

新連絡先告知がてら、画家のヤマサキ・ユズルさんに近況を簡単にレポートしてもらいました。ご覧ください。

〈月〉の会・長崎の事務局にもなっています月の美術館が2008年4月8日に長崎市諏訪町に移転オープンしました。
これまでの館内町では5年間に1万人を超える来館者がありましたが諏訪町はさらに長崎市の中心の浜の町にも近く中島川沿いにある眼鏡橋の少し上流に位置し、これまで以上に観光客の方など訪れやすい場所になりました。
石橋の上からは山入端から出る月や川面に映る月も眺められるなどこれまで以上にお月様と近くなったようです。長崎においでの節はどうぞお気軽にお立ち寄りください。

新しい月の美術館
長崎市諏訪町4−3 電話095-893-5550
(開館時間:11時〜17時 休館日:火曜・水曜、第4日曜日) 
http://moonmuseum.net/blue/museum/

ヤマサキユズル


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