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<月>の会・東京 メンバー紹介(第二十一回)
♯031 藤田妙子さん(東京都大田区)
「月」と藤田さん
友人・乾千恵さんの書と(この文字は福音館刊こどものとも562号『月・人・石』に収録されています)。22年間続けた月刊小冊子「子どもとゆく」の編集発行は07年4月で終了。その直後から親の介護が始まりました。長年にわたる、仲間と有機田んぼで米づくり、世田谷の有機畑のお手伝い、これは続行しています。


この春の満月の晩、近くの洗足池まで散歩に出ました。ようやく雲間から姿をのぞかせたお月さまが、揺れる水面に写り、そのさまの美しいこと。息をのむばかり……。とはいえ、視界に入るのは、池に面した中原街道沿いの街路灯とまぶしいばかりのネオンの明かり。そこで、トートツに「月夜には明かりを落とそう!」を広めたいと思ったのでした。

いったんそう思ったら、夢想することはいろいろ出てきます。

月明かりを自動的に感知して、街路灯が少しは暗くならないものだろうか。天気予報の時間に「明日は十三夜、月の出は夕方5時すぎ、関東地方は晴れてお月見確率80パーセント。月明かりを楽しみましょう」みたいな「お月さま予報」が入ったらいいなあ。スポットCMで「今日は二日月です。夕方、晴れていれば西の空に目をこらすと細ーい月が見えるはずです。提供は月のマークの花王でした」なんていうのもいいなあ。

もっと発展して、お月さまコーナーのある番組はできないだろうか。「今日は万葉集から柿本人麻呂の歌を紹介します。天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ この月の船は三日月とも七夕の上弦の月とも解釈されていますが、この歌をお聞きになったみなさまはどんな月の形を想像しますか?」なあんてね。(あ、私のウチにはテレビがずうっとないので、ラジオが情報源なのです)

そして、外国に紹介されるニッポンといえば、ゲイシャとサクラとフジヤマ。これが、だんだんと月に関心を向ける人が増えて、ニッポンはサクラ・フジヤマ・オツキサマ、ニッポンはお月さまをめでる文化が根づいている国だ、と世界に知られるようになったら、とってもステキ。

夜間のライトダウンはCO
2削減に貢献しないと聞きますが、原始的な生活から遠ざかってしまった私たちだからこそ、空を見上げるいっときをもちましょう! 月夜にはライトダウンを!という呼びかけは多くの人々に訴えるのではないかと思うのです。いかがなものでしょう? 街角で夜空を見上げていると、通りがかりの人が足を止めて会話がはずむとか、月明かりのもとでの夕食会とか、月夜の美しさが広く認知されるようになれば、防犯上、夜の街は明るいほうがいいと考える多数の人たちの不安や抵抗もかわしやすくなる……かな?!

半年ほど前、「手の会」経由で「月の会」にたどりつきました。新参者ですが、今回、お声をかけていただきましたので、これを機会に、月夜はライトダウン!のアピールをさせていただきました。なにぶん、知恵も力も足りません。このウンドーを一緒に進めようという方、いらっしゃいましたら、よろしく。

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