深谷での集いにも参加
|
HP上の告知には間に合いませんでしたが、7月8日、埼玉県深谷市のカフェ「ムーンストーン」で「十三夜の集い」が催されました。子どもたちが大勢集まって、にぎやかなことでした。七夕の話をしましたが、子どもも熱心に聴いてくれました。江戸時代のことわざに「親と月夜はいつもよい」という月の明るさをありがたく思うことばがありますが、その心を現代に生かして「月夜と子どもはいつもよい」と胸をはれるような地域社会が生まれればいいなと願いました。深谷市にはそういう「地の利」があり、人のつながりも豊かですから、近々〈月〉の会・深谷を作ってはどうですか、と提案。
|
〈月〉の会・佐世保が作られました
月暦五月は梅雨の月で、五月雨とか五月闇など独特な日本語がありますが、「月なき月」というのもその一つ。この五月の十五夜に〈月〉の会・東京の例会をもちましたが、朧気味の円い月が楽しめたのは誠に幸いでした。
|
6月10日に岡山から見えた高垣門土さん
|
|
|
前項の細谷さんも初対面でしたが、この例会に岡山から高垣門土さんが訪ねてきてくださいました。やはり初対面ですが、高垣さんは私に強烈な印象を与えてきた忘れもしない人です。備前焼の作家で、月の満ち欠けのリズムで製作なさっているのです。現在は古民家再生にも取り組んでいるとのことで、近い将来のジョイントが楽しみになりました。
オフィスでの月見は月をはずしたことがない、と打ち興ずる例会の夜となりましたが、鹿児島で教員をなさっている西村さんと東京と鹿児島でともに月見をと約束していた日でした。そして、前日の十四夜には佐世保でも月を愛好する方々が集まりをもつと聞いていました。
長崎県には〈月〉の会・長崎があり、今年は「長崎伝習所」の事業の一環として「月の文化」が取り上げられ、活発に活動していることは既報の通りで、11月23日にわたしを講演者に呼んでくれています。これを機会に佐世保でも話を、というお話を同地の方とし、やがては佐世保市にも〈月〉の会ができるといいですね、と今後の展開を楽しみにしていました。
動きは急転、その佐世保から〈月〉の会・佐世保が誕生したとの報が届きました。集まりをもった6月9日十四夜に会を起ち上げたとのこと。
中心になっておられる方は田中千鶴さんで、「おしゃれの店タナカ」というお店を経営し、美容と健康法をテーマにし、月のリズムに並々ならぬ関心をお持ちでした。当初は月のいい日である6月9日に月見の集まりをとのことでしたが、お仲間との話し合いで早くも〈月〉の会の形成へと話はとんとん拍子、〈月〉の会の全国の環がさらに広がることになりました。うれしい情報を田中さん、ありがとうございました。佐世保の会は女性が多いようで、美容や食を楽しみにしながらこれからの活動を考えているとのことですが、佐世保から届いた文を紹介します。 |