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〈月〉の会・東京「十和田・弘前旅行」
(2007年6月1日〜2日)の印象記(その2)

尾内玲子さん(青森県平内町)の 弘前「交流会」印象記
先日は私のつたない話に耳を傾けて下さりありがとうございました。どんなに科学が発達してもこの宇宙には人間の力ではどうにもならないことがたくさんあります。ましてや自然相手の生活ではなおさらです。しかしいつも思いやりを持ち、自分なりに生きて行こうと思っております。皆様にまたお会いすることができれば幸いです。


山本由美子さん(青森県平内町)の 弘前「交流会」印象記
初めての交流会、なんだかドキドキわくわくしていました。志賀先生のお話の中で、月が出てくるまでの時間の皆様のやりきれないじれったさの話を聞きながら、私の中ではその話がまるで、恋人に会いたくても会えない! そんな感じとダブっていました。月が恋の場面によく似合う訳がわかったような気がして一人でニンマリしていました。

そのうち、気の合う仲間を集めて、陸奥湾に舟を浮かべてお月見をしましょうか、それとも山小屋でやりましょうか……そんな事を考えてしまう、それほど感動したのです。ただ、もっと皆様のお話もうかがいたかったと時間の足りなさを感じました。この次があるなら、月を見ながら片手にお酒を持ち、八木さんのケーナの曲をききながらゆっくり語り明かしたい……そう思う交流会でした。皆様にお会い出来たご縁に感謝します。ありがとうございました。


中島綾子さん(神奈川県)の印象記(画とも)

十和田神社にて
十和田神社にて


このたびの十和田、弘前の旅では本当にお世話さまでした。文子さんのきめ細やかなご配慮がなかったら成り立たなかったでしょう。本当にありがとうございました。お仲間に恵まれ、天気に恵まれ、またとない素敵な2日間でした。指定の列車に乗り込むまで、実は思いのほかのラッシュの人並みで間に合うかどうか冷や汗を流しながら走りました。3分前に乗車! ひとつひとつ書き出すと永遠に終わりそうもないくらいたくさんの感動をいただきました。自然からもそして出会った方々からも。

十和田湖に船を浮かべて月の出を待つ。そんな体験をしたのは世界広しといえども私たちだけだったのですよね、きっと。あんなにわくわくどきどきしながら何かを待っていたということはそれまでに無かったと思います。「待つ」ことが喜びでした。

2日間の旅で体中の細胞という細胞がみずみずしくなった気がしています。私は今間違いなく生きている、と実感しています。素晴らしい旅をありがとうございました。

シリーズ 列島巡礼。その最初に参加できてよかったです。これからもぜひ巡礼を続けたいと願っています。


佐藤八郎さん(東京都大田区)の印象記
今回の北東北の旅に参加して、しみじみと感じた三つの喜びを書きます。まず、社員旅行でもパック旅行でもなく、家族や一族郎党、あるいは友人仲間での小旅行ということでもなく、月をめぐる仲間が老若男女を問わず集まり「大人の遠足」に出かけるというこの雰囲気が私にはとても心地よかったですね。職業はもちろん会社の役職や有名無名を問わない集まりって私自身はあまり参加したことがなかったから、仕事を忘れ、車窓の景色を楽しみ、温泉につかり、気のおけない時間をゆっくりと楽しめたことは大変ありがたかった喜びです。

次に、なんといっても十和田湖上での月待ちは得がたい体験でした。小笠原夫人が和服で参加されたのも嬉しかったですね。雲や山の端があって、なかなか月が出てこなかったこともかえってよかったし、お陰でかつて電気のなかった時代の遊びに興ずる貴族や、外に出て影踏みなどしたいがために月を待ち望んでいる子供たちの気持ちも、少しわかったような気がします。タイムマシーンに乗るなりしなければ、あの和船上の空間を味わうことはなかなかできなかったことでしょう。

三つめは、弘前での人との出会いでした。思いがけない人と出会うのも旅の魅力の一つですが、遠足だと仲間うちの想い出づくりが中心になってなかなか、それなりの人との出会いの縁は多くありません。弘前の午後のひと時は、参加者にとって皆、かなり濃密な時間を持ったことと思います。(ゆっくりとおそばと食事を楽しむ部分が少し減ってしまったのは、仕方ないですね)

最後に、個人的な想い出としては、和船上で久しぶりにけっこう長めのあざやかな流れ星を見たことです。木星もあれだけじっくり眺めたのは初めてのことでした。それと、白倉さんと十和田湖畔の「占い場」を探るため、高さ十数メートルのはしご段を必死の思いで昇り降りしたことは、あの冷や汗とともに一生忘れないことでしょう。


佐藤陽子さん(青森県、前回記事参照)の印象記
佐藤陽子さんの手紙その1

佐藤陽子さんの手紙その2

佐藤陽子さんの手紙その3

佐藤陽子さんの手紙その4

佐藤陽子さんの手紙その5
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