トップへ
月と季節の暦とは
<月>の会
志賀 勝
カレンダー 月暦手帳
イベントスケジュール
月と季節の暦
-<月>の会-
<月>の会・東京 メンバー紹介(第十一回)
♯020 齊藤透さん(千葉県柏市)
齊藤さん
月の会、アットホームな雰囲気でとても素敵ですね。職場がわりと近いこともあって、たまに顔を出させていただいています。

20年来、環境教育に携わっており、山や野原などの自然のフィールドに行かなくてもできる、体験型のプログラム作りを目指しています。

こちらに伺うこととなったのは、ふと、「月は、都会でも誰からでも見られるな。」と思いつき、月の満ち欠けのイラストを探したことがきっかけです。

当時の私は旧暦のことを全く知らず、「旧暦って、大安とか仏滅とかのアレで、非科学的で現代では使い物にならない暦。」くらいの認識しかなく、「西暦カレンダーに月の満ち欠けのイラストが付いていればいいや。」程度にしか考えていませんでした。

ところが、旧暦は、
  • 大安とか仏滅といった六曜はおまけのおまけのようなもので、気にする必要はないこと。
  • 太陽と月という異なる二つの天体の運行を、精緻な天文学的計算に基づいて一つにまとめあげた、極めて科学的なものであること。
  • 太陽だけを基にした西暦よりも、地球上の事象を捉えるには、はるかに優れた暦であること。(あたり前ですね。地球に一番近い天体は月なのですから、太陽だけを考えたものより、太陽と月の両方を考慮したものの方が理にかなっています。)
  • 現代では使い物にならないどころか、‘環境’について一人ひとりが真剣に取り組まざるを得なくなった現代にこそ必要とされている暦であること。
  • を知り、驚くとともに本当に感動しました。

    実は、旧暦(=太陰太陽暦)そのものが、生活に密着した優れた環境教育プログラムだったのですね。今は、これをできるだけ多くの方に知っていただきたいと考えています。

    私にとって幸いでしたのは、一番最初に志賀さんにお会いできたことでした。月の満ち欠けだけを求めて郵送でやり取りをしていたら、こうはならなかったかもしれません。お会いして、その温厚なお人柄とセンスに魅了されてしまい、そこから月の暦のことを学び始めた次第です。

    ゲームを用いた教育プログラム作りなどもしています。ボードゲームやカードゲームの非電源系(テレビゲームなどではないもの)で、遊びながら学べるというものです。「これを伝えたい!」というものさえあれば、どんなものでもゲームにしますので、お気軽にお声がけください。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    齊藤 透

    このページで紹介してもらいたい〈月〉の会・東京メンバーの方は、どうぞEメールを! メールアドレスはこちらです。
    ≪ 第十回へ 第十二回へ ≫
    <月>の会のトップへ
    Copyright(C)2006 月と太陽の暦制作室 志賀 勝