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月と季節の暦
志賀勝から一言
(第百一回、2012年8月26日)

8月半ばから猛暑の予感がありましたが、いやな予感が当たり東京は手に負えない暑さ。身体へのダメージ、気分が落ち込む悪影響は相当のものと思います。どうぞ皆さん、対処を万全に。

鎌倉での講演の一部を公開します

今回の百一回目となる更新では、初めて動画を入れてみました。

8月12日に鎌倉で講演し、そのときの映像約2分です。湘南鎌倉生涯現役の会主催、鎌倉芸術館で行なわれたものです。今年は珍しい天体現象が多彩な年でしたが、一般に伝えられたもの以外に、月の啓蒙を心がけている者として、目を楽しませてくれること間違いなしの三日月ごろや二十七夜・二十八夜の逆三日月と惑星接近の情報発信に努めてきました。講演の日の月は日付が変わった13日の夜中に出る二十五夜。この月が金星・木星と一直線になった素晴らしい夜空が期待できる直前の講演だったので、皆さんに紹介しました。


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動画を閲覧するには左の右向き矢印をクリックしてください(動画撮影・穂盛文子)。下写真2点は鈴木正義さん撮影







講演する志賀
鎌倉芸術館の様子

ちなみにですが、「月と季節の暦」は「惑星出没時刻表」を入れていて、月と共に観望できる日付を特定して掲載していて、この情報を利用する方が徐々に増えてきました。夕空、暁前の夜空が楽しみになるこの情報は、おそらく日本では唯一のもの。

講演会にいらした鈴木正義さん(元NHK報道カメラマン、日本民俗学会会員)が写真を撮ってくださり、ありがたいお便りも添えて送ってくださいました。当日は満席の盛況で、雰囲気を知っていただくにはとてもありがたいので、私にとって手前味噌なものではありますが、掲載方お願いしました。

鈴木正義さん(本文参照)のお便り
残暑お見舞い申し上げます。

 先日は、鎌倉芸術館での先生のご講演を聞かせていただきました。たいへん有難うございました。

 実は家内に、行かない?と誘われて馳せ参じたものですが、先生のお話を伺ってみて月の世界の偉大さに降参しました。普段我々は、あまりにも表面的にしか物事を見ていないか、目配りが足りないか、そのどちらかでしょう。あれからは家内のお陰で反省仕切りです。

 先生に言われた払暁、(逆)三日月を間に木星と金星の図を見ました。そして、お〜いと家内を誘ったのですが、その時雲が懸かって見えずじまいでした。家内の怒る事怒るまいことか「あなたは、そうやって私の苦労を出汁に良いこと取りをするのよ!」

 たしかに、こんな(右図)光景で目に映りました。しかし、残念ながら写真までは気がまわらず撮れずじまいでした。

 それからというもの、先生の『月 曼荼羅−384話月尽くし−』を拾い読みをさせて頂いております。柳田國男から南方熊楠、はてはフレイザーの『金枝篇』まで、総索引、そのまんま総読みという至れりつくせりの著書を見るにおよび、なんたる用意周到、さすがは日本読書新聞のもと編集長ではある、と感嘆……止まずでした。

 失礼をかえり見ず、お写真を撮らせていただきました。あまり、出来が良くなく気後れしますが、お送り致しますのでご笑納いただければ幸いです。

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