トップへ
月と季節の暦とは
<月>の会
志賀 勝
カレンダー 月暦手帳
イベントスケジュール
月と季節の暦
-<月>の会-
<月>の会・東京 メンバー紹介(第十六回)
♯025 鳥井美知子さん(埼玉県北本市)
鳥井さん
私は書を勉強しています。このごろ月の句や歌が多いですね、と人からいわれます。たしかに最近の作品の題材には、西行の月の歌や俳句でも月の句を多く書いています。「月の会」で月にまつわるさまざまな暮らしを勉強させていただいたことにより、月の作品を興味を持って読むようになったからでしょう。たとえば、雛の句では三日月を、七夕は七日月を想いながらというふうに。

「月」は説文に「闕くるなり。太陰の精なり。象形」とあり、三日月の形からの文字ですが、「朝陽字鑑」をひもとくと、満月に近い形も残っています。

七夕の歌を書くときには七日月の絵を添えたり、きぬぎぬの歌には有明の月を描いてと、作品制作の楽しみがふえました。感謝。

♯026 本谷英基さん(東京都練馬区)
本谷さん
私は戦時中、茨城の農家に生まれ、昭和20〜30年代の月のない夜の不便さと無気味さ、そして月の明かりのありがたさをよく知っている。月を観ながら酒を飲んで倦むことを知らない。露伴・荷風を慕い、隅田川界隈を愛してやまない。

それゆえ、月の会・志賀さんとの邂逅は必然的だったと思います。いいですね「月の会」は。

出版社で編集の仕事をしていますが、編集のライフワークとしたものは、手づくり酒。ドブロク・清酒・ワイン・焼酎の手づくりの本を出してきてほぼ終わりました。あとは、月が酒の醸造(発酵)にどのように影響するのかをなんとか知りたいと思っています。情報がありましたらお願いします。

昨年、楽しみにしていた月の会のオフィスでの「仲秋の名月」は、嵐になってしまい残念でした。しかし、それはそれで印象深い無月の会でした。「江上に一樽尽くす今日の月」といきたかったのですが、「墨水の波騒がしき雨月かな」となってしまいました。今年こそはと今からそわそわしています。

このページで紹介してもらいたい〈月〉の会・東京メンバーの方は、どうぞEメールを! メールアドレスはこちらです。
≪ 第十五回へ 第十七回へ ≫
<月>の会のトップへ
Copyright(C)2007 月と太陽の暦制作室 志賀 勝