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月と季節の暦
志賀勝から一言
(2016年2月8日 月暦正月十二日)

冊子を二冊刊行しました


(画像をクリックすると
拡大します。下も同)

酉年が明けて今日は十二日目。小正月が間もなくで、閏月を含む長い一年がはじまったばかりです。

この間、「一言」欄を作るのはけっこう時間を取られるので、しばらく休止して刊行物を制作しようと注力してきました。その結果、「月冊子」の形で二冊の冊子を刊行できました。

月冊子の第一集は「月暦利用の秘訣」で、これは以前刊行していたものですが、体裁を改めて刊行し直したもの。

その内容は、太陽の一日にくらべ48分ほど長い月の一日について徹底して解明したもので、太陽の一日とのあいだでどのような狂いが生じるか、そして調整はどのようになされるか、という従来気づかれていなかった観点についてまとめたもの。月と太陽のリズムの調整は一年というレベルでは閏月という形で行なわれますが、ひと月というレベルでも調整が行われており、この発見と自覚はじつに面白いものです。


第二集として新しく刊行したのが「月の女神の発掘」。日本列島の月の神はツクヨミばかりではなく、月の女神が存在していたことを明らかにした論考です。月の女神は食料の神であり、水の神であり、酒の神でもありました。その追跡はとてもスリリングでしたが、私たちの生活の基層を月が支えていると信じてきた古人の信仰は、とても新鮮なものがあります。全国の津々浦々でこの神は信仰されてきたようですが、なぜ現代までにそれが忘れられ、失われてきたのかを考えることも、とても重要なことと思われました。食料や水や酒といった生活の基盤が現状のままでいいのかと悩んでいる現代の私たちですが、こうした現代的課題に対しても古代の月信仰は重い問題を投げ掛けています。

この冊子を通じて新しい月像を発見していただければと願っています。月暦の利用においても、月に対する新たな親しみを感じていただけるのではないかと期待しています。

【月冊子のご注文方法】

本の表題「月暦利用の秘訣」(700円)「月の女神の発掘」(800円、ともに送料等別)の一方または両方、各冊数を明記のうえ、
ファクス、Eメールのいずれかで

   ●郵便番号
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   ●お名前
   ●ご注文部数

を下記「月と太陽の暦制作室」にお知らせください。
ファクス 03−5246−5589

Eメール tsuki@globe.ocn.ne.jp


代金は、到着時に同封の郵便振替用紙にてお支払いください。

『月の萬葉集』という本を作ろうと思って、半分ぐらい原稿を打ったものの中断して一年にもなってしまいました。我ながらあきれてしまいますが、4月からは俳句誌「知音」で連載(「赤金色(しゃくこんじき)の月」というタイトルにしました)がはじまるので、これは穴をあけるわけにはいきません。この連載を柱にしつつ、今年は原稿づくりに励みたいと願っておます。


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