1949年、東京生まれ。以前は民族問題の研究という固い勉強をやっていたが、シベリア鉄道で同行したお月様に魅せられ、開眼。三日月となって新しく生まれ変わるお月様は希望の象徴、お月様のように自分も変わろうと志した。
月に関する著書に『月的生活』(新曜社)、『月 曼荼羅』(月と太陽の暦制作室から刊行、下記案内も参照)があり、ほかにシャーマン的な世界観の重要さを訴えた『魔女の素顔』『病気は怖くない』(共にはまの出版)などがある。最新刊は『新版 人は月に生かされている』(新曜社、2008年12月刊。旧版の中公文庫『人は月に生かされている』は、旧著『月の誘惑』に書き下ろしの一章を加えたものだったが、新版ではさらに一章を加えて面目を一新、新しい時代に即した月の本となっている)。
2011年版の月暦では日本の「月の名所十二選」を特集しましたが、スペースの都合で掲載できなかった写真や解説したかった点が結構残っています。これを「月の名所十二選余話」という形で当サイトで紹介していくつもりです(「発見 月の名所」は、さらにその番外)。あわせて、月の詩人でもあった芭蕉について志賀がまとめた「芭蕉と月」の論考もご覧ください。
このコラムは、月暦ご愛用者のお便り・志賀の講演後記・<月>の会の活動報告を中心に構成しています。みなさまからのご質問にも、随時このコラムでお答えします。どうぞこちらから、どしどしお便り・ご質問をお寄せください。
上記コラムでは紹介しきれなかった、月暦をお使いの方々からのお便り・ご質問や、<月>の会・東京が過去に実施した主要イベント(列島巡礼シリーズなど)への参加者の声をご紹介しています。
「月と季節の暦」ご利用の方、ご縁のある方にお願いし、農業の現在や今後の展望について短文をまとめていただきます。農家の方々の読者を得て、今後ますます重要性を増していく農業に資していただければと考えた企画です。
月暦の制作をとおして志賀が集めてきた、古今東西の月にまつわるあらゆるエピソードを、計13話紹介します。お気に入りの表題をクリックして、ひとときの月世界気分をお楽しみください。なお、354日+30日分のエピソードを集めた本『月 曼荼羅』を出版しました。ご注文される方はこちらをご覧ください(クリック)。
「読売日本テレビ文化センター」での連続講座(2007年〜)をはじめとして、志賀は全国各地で<月>の文化を広めるための講演活動を行っています。その報告は「志賀勝から一言」欄で随時紹介していますので、どうぞご覧ください。以下は、同コラムに所収できなかった2005年以前の講演後記です。