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月と季節の農業

第二回 文・村井 公道

私たちの法人は、障害をもった人たちが経済的自立を目指し、農作業に取り組んでおります。農業の分野で収益を上げて行くには、現実的には至難の業であり、その為 徹底した「こだわり農法」で他に類のない取り組みをし、収益を上げるように努力をしています。

私たちの「こだわり農法」の基本は、自然の摂理を学びながら、それを農作業に取り入れていく手法です。幸い潮の満ち干きの差「干満差」日本一と云う九州・有明海に接した地理は条件に恵まれており、私たちは自然の摂理の神秘さを手に取り、目で見ながら実践し、一つ一つ現実のものとして具現化しております。

先ず始めに平成17年から月の周期で海水のミネラルが変化していくのに着目し、現在では 海水みかんのブランド化に成功しました。

新月と満月期の海水の移動は、下弦の月と上弦の月期と比較し、大きな差が出て来ます。海水の移動が大きい時期は、海水に溶け込む酸素の量が多くなり、栄養塩が一段と豊富になると考えています。月2回繰り返される満月・新月の大潮の海水を活用し、ナトリウム含有量日本一の果物「海水みかん」を開発し、次にさつま芋の品種を改良し、焼き芋にして糖度50度を超えるさつま芋をつくり、「奇跡のさつま芋」としてテレビで放映されるようになりました。

新月と満月期の海水は、私どもにとって「宝」です。ただその活用を誤れば「塩害」を引き起こし、労が無駄になることから、年1回全国の「こだわり農法」に興味をもたれる人を対象にして、セミナーを開催しております。今年は11月28日の新月に第5回「月と海水、農業の未来を拓く」全国海水(塩)農業セミナーを開催致します。

社会福祉法人 佐賀西部コロニー
理事長 村井 公道
佐賀県藤津郡太良町大字大浦乙1840‐2
TEL 0954-68-3211 FAX 0954-68-3212

(更新日:2012.6.27)


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