志賀勝から一言 (2010年11月30日)
数々のお便り、有難うございます
十五周年の記念の暦を送り出してから3週間が経ちました。10月から目が見えなくなって字がゆがんで見え、特に数字の判断ができない症状に慌て、早めの販売開始としました。「目も当てられない」、と苦笑しつつの仕事始めでしたが、字が読めず、宛名書きができないのには本当に困りました。医者には行かない人間なものでみんなから呆れられている始末で、忘れがたい十五周年の仕事になっています。今は少し回復して、PCに向かうことができるようになりました。目にはおどろくほどの柔軟性があるもので、それを信じつつ……
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| 今日までに送り出した数量は5100部。反響が色々届き始めています。長年お付き合いくださっている方々に恵まれた暦ですが、記念の暦をご覧になって、共に祝ってくださるのは本当にありがたいことです。
「月と季節の暦」の大きな特徴は、暦であると同時に書籍という両面があることで、実際一年が終わっても書棚に納めておいてくださる方がたくさんいらっしゃるのは、ここだけの話(笑)、有名なことです。月に関しては、その神話的側面、科学的側面、文化的側面などにこの十五年間光を当ててきました。暦を通じて初めて月と出会った人も多いはずですが、2011年版の暦は十五年間の蓄積をすべて注ぎ込んで「月の名所」特集に取り組みました。この暦を通して、「初めて知る〈日本〉」を感じてくださる方も多いことと思います。
さて、今回の更新ではお便りをいくつか紹介します。
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