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月と季節の暦
志賀勝から一言
(2013年12月20日 月暦十一月十八日)

2014年版・琉球弧の特集にうれしい反響が続々

更新の今日は霜月十一月の十八日。師走がはじまるのは1月1日で、西暦の正月明けが新月なのは19年に一度のこと、めずらしいことです。月暦の正月明けは1月31日(金)。月暦の師走が寒の時期でもっとも寒いころですが、今年は早くも「霜月寒波」に見舞われています。この数年の冬の有り様を体験していると、どうも地球温暖化に伴ってシベリアで何事か大変動が起きていて、日本の気候に激動をもたらしているのは本当だと感じます。


2014年版「月暦」表紙
暦、手帳の販売をはじめて一ヵ月半ちょっと。今回の月暦では月のリズムを根底から考え直し、〈夜〉の意義をアピールする内容になっています。現在その解説書を執筆していて(タイトルは「月暦利用の秘訣」)、月暦の正月明け前に発行できるよう努めている最中です。

利用者の手元に暦、手帳が届き、さまざまな声が集まってきています。いくつか紹介したいと思います。

ちょうど今「朝日小学生新聞」に第二回目となる「月と親しむ」連載をしているところですが(「宮沢賢治の月の世界」とか琉球弧に触れた「月と共に生きる島々」などの十回分)、月に対する小学生の理解は早いと思っていたところ、2歳の幼児までが月に感応している便りはビックリ!

2歳の息子が(暦を)喜んで眺めています。
とくに新月あたりがおもしろいようです。
「見えないね、見えないね」と一生懸命教えてくれます。

幼児がこれからどのように成長していくのか、楽しみです。

暦予約者への一斉発送は例年西暦11月半ば、本当はまだ早すぎるきらいはあるのですが、この時期を目安にしてくれている方もいます。

待ってました! 月と太陽の暦が届くと、さあて畑の冬囲いを急がねば……とハチマキをしめようという気になります。琉球弧の特集、満を持して……ですね。特に固有生物を入れられたことがとてもうれしいです。

この方は本当によく「月と季節の暦」を理解してくださっているなと思いますが、暦とともに毎年編集面の特集に心を砕いてきて、特に月に関する特集を組んできましたが(もう18年にもなります)、むかしの暦を大事に取っておいている方が多くおられ、時々取り出しては以前の特集を見ている、という声が届くと本当にうれしいものです。

毎年の特集がこの暦の特長といってよく、次回は何をやるのかなと待っていてくださる利用者がとても多いのです。今回の「琉球弧三日月列島」特集は、月のリズムが現に生き生きと息づいている地域を紹介したものですが、

琉球弧の暦、いつもにも増しての力作で、読み出すと一気に入ってしまいました。こんなにも月や月暦が根付き、今に生きているのかと驚き、楽しくなりました。

という声を聞くとやりがいがあります。沖縄の方からも、

兼ねてから月の暦の存在を深い興味をもって横目にしておりました。今回の「琉球弧特集」という文字が……時来たる!……と囁いたようでした。
暦を一枚一枚めくりながら私の何かがわくわくと高鳴るのを感じていました。月とともにある暮らし……来年からもっともっと深められ真意を得られるような予感なのかも知れません。ご縁に心から感謝申し上げます。

という便りをいただきました。琉球弧の皆さんは、月のリズム(月暦)についてはよくご存知ですが、「月と季節の暦」のような、暦であると同時に読み物でもあるような媒体はないので、琉球弧に流れる時間はとても重要な文化的時間であることを確認していただける機会になればと願っています。

このほか、七十二候をそれぞれの地域にふさわしいものにしてください、というアピールを出し続けていますが、岐阜の郡上市の方が地域の七十二候作りに取り組んでいるとの便りがありました。七十二候のハンコ造りというユニークな仕事に取り組んで入る方もいます。以前「初夢カード」などでお世話になった神戸在住の書家・池上博子さんですが、今月か来月中には七十二候のすべてを造り終えるとのことです。いろいろな意味で、身近な季節変化を案内してくれる七十二候、とても魅力的です。

各メディアでの活動報告


「朝日小学生新聞」2013年12月17日付
2013年12月17日付の「朝日小学生新聞」に
宮沢賢治『二十六夜』の話題を寄稿


日本の心を伝える年中行事事典
「朝日小学生新聞」連載については前記の通りですが、11月30日付けで刊行された野本寛一編『日本の心を伝える年中行事事典』(岩崎書店、6000円)で、月暦など三項目を執筆しました。座右において楽しめ、勉強になるいい事典だと思います。(了)


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