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「<月>の会・大阪 発足 その後」

高野山真言宗教師布教研修会の志賀さんの講演を聴かれた常福寺(池田市)の住職松尾さんを私が自転車で訪ねたのはその年2003年10月15日。私は「月と季節の暦」と出合って3年目、月の会・東京にも出席したこともあり、月を楽しむ仲間がいたらと思っていたとき志賀さんからご紹介いただいたのが松尾さんでした。月と花が共通項とわかった私達はその日に月の会・大阪の立ち上げを決め、11月9日、神無月の望には松尾さんを会長に会員16人の月の会・大阪が発足しました。奇しくもこの日は太陽暦採用記念日。第2回の12月7日には志賀さんをお迎えすることができ、高く輝く月のもと月尽くしの会が賑やかに深夜まで続いたことでした。今年の最初の会は1月24日、睦月三日に新会員を迎え開きます。地元の農業と月の調査、月のお話の語り、月の落語などなど、また春には滋賀の満月寺への遠征の計画もあり、月にまつわることなら何でもやってみようという大阪です。今年の大きな催し、月の秋・高野山での大阪の活躍も期待できそうです。また東京、長崎月の会との交流も含め月の輪が拡がることを願っています。

月の会・大阪 坪井由美子
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(以下の文は大阪で中心的に活躍なさっている常福寺のご住職・松尾光明さんのものです)
「<月>の会・大阪」 第1回報告

2003年11月7日準備会、そして11月9日(満月)月の会大阪の第1回はスタート致しました。場所は大阪府池田市の常福寺。月と季節の暦提唱者の志賀勝さんの仲間である箕面の坪井さんの協力の下最初のメンバーは常福寺住職の松尾光明の仲間達、それに坪井さんのお知り合いの方と志賀勝さんの月と季節の暦の愛好者の方々合わせて15名。

初めての方もおられるということでやや緊張気味の顔合わせ。やがて月の会大阪の概要の説明を松尾が続いて坪井さんがお話しをされて何とかスタート。月と親しみ月と楽しむ難しい理屈よりも、何よりも月が大好きな集まり。これからぼちぼちとみんなで仲良く有意義に始めましょうという独特の大阪の言い回しで・・・・。

まずは自己紹介。そして少し打ち合わせ。会計担当を決めて会費を決めて、毎回月に関する歌を歌うと言うことも決めて、緊張の時間は少しずつ食事の方向に。月の会だから丸いものを食べようと言うことで、メインは大阪名物たこ焼き。後は巻き寿司におでん、皆が色々と持ち寄ってくださった、お饅頭、ケーキ、等々。ワインにビールに日本酒、コーヒーにお茶。もう凄まじい勢いで親睦会の始まり、お互いに名乗りあい 情報交換。話しは果てしなく広がり、時間は瞬く間に過ぎていく。

そして第1回の月の歌は「月の砂漠」。担当は住職の松尾。この歌は父親が大好きでよく枕元で歌ってくれた思い出の曲。音楽付きで歌詞を配布して大合唱。そこで次回の月の歌の担当をじゃんけんで選出時間も遅くなりかけた頃、皆で次回の再会を約束してボチボチと自由解散。遅いモノは夜中まで情報交換でした。笑った、喋った、いい話をした、面白いことを聞くことができた、月の話しもイッパイできた。ただ一つ残念だったのは、この日は曇り空。お月様に会えなかったけれど住職の剃りたての頭が光って、これぞ満月!

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「<月>の会・大阪」 第2回報告
(2003年12月7日(新暦) 霜月十四日(旧暦) 於常福寺)
<月>の会・大阪 > 坪井由美子

青空がすっかり闇に変わった夕から深夜、月と季節の暦を制作されている志賀勝さんをお迎えしての第2回「<月>の会・大阪」が池田常福寺で開催されました。本堂での志賀さんのお話から会は始まりました。人の体と月の満ち欠けに深い関わりがあることを出産や死の時と月相の関係で話され、そして月のサイクルを情報として取り入れることの大切さを説かれました。また月は人の夢を地上に降ろし実現させる力をも持っていると多くの月の好きな人たちとの交流を重ねてこられた志賀さんならではのお話を伺うことができました。そして新暦の誕生日だけでなく、もう一つ旧暦の誕生日を私達は持っているのです、それを楽しみましょうと締めくくられました。

もう一つの誕生日!?早速コンピューターで一人一人の誕生日を調べました。その見慣れない月日にはなかなか馴染めなかったもののその日が月の形を表しているということに皆が感じたことは同じだったのでは。これが旧暦月暦!また月と塩、月と酒、月と炭、月と木の伐採など、月相がものづくりに生かされているというお話も興味深いものでした。月は見るだけでなくそのエッセンスを味わうこともでき、身近なものとして手に取ることもできるということです。

このようにこの夜は志賀さんを囲んで月の話が尽きず月が南中する10時32分を過ぎてもまだ終わらない月の会でした。この日の月は天空高い冬至の十四日の月、皆ひっくり返らんばかりになりながら煌々と輝く月を仰ぎました。月に集う至福を覚えながら。

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