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月と季節の暦
<月>の会・東京 2005年8月7日講演とビデオ鑑賞会のチラシ
催し「秋立つ日 夕月を待ちながら……」のお知らせ

「月と季節の暦」ご利用の皆様

月暦をご利用いただき、誠にありがとうございます。
月暦では皐月が終わり、一年の半分を締めくくる水無月が始まるところです。暦が皆様の何かの役に立っていればといつも願っています。

さて、突然ではありますが、講演とビデオ鑑賞会のお知らせをお送りすることをお許しください。
月暦を制作して九年になりますが、当初古く、時代遅れとばかり思われていたこの暦が、現在のような一万人もの方々に迎えられることになるとは夢にも考えられないことでした。時代の変化を感じながら、ご利用の方々にはそれぞれの思いがあってのことと思いますが、月暦の仕組みやさまざまな利用法に関して話を聞いていただければ、暦をさらに有効に、たのしく使っていただけるだろうとの思いを近年募らせてまいりました。

たまたま今年は、全国の各地で月暦について講演する機会があり、知られることが少ない月に関すること、月暦のことばや仕組み、データの利用法、等々を解説すると驚きをもって受け入れられるという場面がしばしばありました。ご愛用の方が多い関東でもこの種の講演の機会があればと時季を探しておりました。

折りよく、わたしも講演者として参加した催し「月の高野山」(2004年8月30日開催)のビデオが完成しました。高野山の月、風景が、ピアニスト・ウォン・ウィンツァンの演奏をバックに流れ、忘れがたい印象を残す作品に仕上がったと信じる作品です。催しから一周年を前にしたこのビデオ完成を機に、講演とビデオ鑑賞セットの催しを企画した次第です。

暦制作のかたわら、わたしは〈月〉の会という団体に参加し、「月の文化」というものがあったらとすばらしいという思いから、率先して各地での月の催し開催を働きかけてきました。幸いにして、さまざまなところで好意的に迎えられ、昨年の「月の高野山」につづき、つい先日の6月20日、21日には三重県二見浦にある明治初期の著名な建物である賓日館で、夏至=十五夜を記念する「日月 二見」の催しを開いたばかりです。百二十畳敷きの会場を埋め尽くす人々が参加した、盛大な催しとなりました。

これらに関わってきた〈月〉の会を主催者に、別紙チラシのような次第で催しを開催することになりました。
暦をお使いの皆様、どうぞこの機会に、かつては月の名所であった浅草まで足をお運びくだされば誠に幸いです。

月暦皐月つごもり(2005年7月5日) 

月と太陽の暦制作室  志賀 勝

(電話03−5246−5588)
☆この案内文は関東で暦をお使いの方々に送らせていただきました。


中日新聞伊勢志摩版 2005年5月29日の記事
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