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-活動の軌跡-
<月>の会・東京より報告

西暦忘年会と称して12月28日に東京・神田で飲み会を行ないました。25名参加。松戸の細川さんが司会、新しく参加した方も何人かいて、人々がどんどん環に加わることのできる月の会のユニークさ、すばらしさを楽しみました。満月の塩作りをやっていらっしゃる小見寺孝子さんを代表とする三好良社の方々も参加、新月の樹木伐採の運動に取り組みはじめている出版社・地湧社の増田正雄さんもいらして、月のリズムを生産に生かしている方々の交流を図ることができました。来年はぜひ月のリズムに関わった仕事をしている人々のシンポジウムを考えたら、という提案がありました。生活であり、仕事であり、同時にまた文化の源泉であるという月の持つ深みに分け入る活動を繰り広げていきたいものです。

1月10日に月の会の例会が浅草で開かれました。当夜は十九夜の月。真っ赤な月がこの方角から上がってきますよ、と予告しましたが、7時過ぎにほんとうに赤い月が上がってきました。赤い月を見るのははじめてという方もいて、しばし興奮の渦。中村照夫さんが今回も望遠鏡を持ってきてくれ、土星と木星の観測。土星の輪や木星の衛星を見るのは、これもはじめての人がいて、はじめての体験に歓びの声が上がるのを聞くことができるのはうれしい限りです。映画監督をはじめマルチ人間の竹浪明さんは、「生れ出し 子どもも月も 赤くして」の句を残しました。

月暦最初の十五夜(小正月)は西暦2月5日。例年通りこの日、「暦開きの会」を開きます。6時から浅草のホテル・漁民荘の宴会場で開催予定。屋上から隅田川にかかる十五夜の月を楽しめるという場所。参加はどなたでも歓迎ですので、月の会までご一報ください。(連絡先はこちら

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